こんにちは。
スタッフの松本です。
アンダーウェアを専門的に制作しており、ヴィンテージのアンダーウェアをモチーフに、生産効率を優先する時代に流されていつしか一般的では無くなった素材や縫製に目を向け、デザイナーさんの拘り抜いたアイテムが展開されております。
デザイナーさん曰く日常で何気なく使われている「モノ」の本質に向き合い、本当に良いと思えるプロダクトだけを制作しているそうです。
そのため生地選びからディテール、縫製までヴィンテージアイテムをそのままマネるのではなく更に良いものへ変換させております。
今回は EXTRA COTTON FLEECE シリーズのスウェット類の入荷です。
どれも良かったのですが自分自身はまずシンプルでスタイリングを選ばないクルーネックスウェットを購入させて頂きました。
ベースとされたのは1960年代のアメリカ製のスウェットです。
丸編み機という下から上に向かって編む機械を使用しております。
この旧式の編み機の特徴はとにかく生産性が悪く、1時間に1m程度しか編むことができません。
このスピードは通常の機械の10分の1程度だそうです。
その効率の悪さから、今では日本に数台しか残っていません。
なぜわざわざ効率の悪い編み方をしているかというと、糸にテンションをかけず、ゆっくりと編んでいるため、時間はかかるけれど、糸そのものがたっぷりと空気を含むから格別に柔らかい生地に仕上がります!
ふっくらともちもちとした表地と裏起毛によりとても温かくずっと着ていたいようなアイテムです。
また型崩れしにくい耐久性と伸縮性も兼ね備えた生地となっております。
是非店頭で着て肌で感じて頂きたい1着です。
松本
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